AliExpressの0.96インチ有機ELディスプレイをArduino Pro Mini(3.3V)で駆動
有機ELディスプレイは「画素が自ら発光」するので、画面に表示していないときは液晶ディスプレイのような表示面へのバックライト漏れが発生せず、夜間に情報を表示させる用途などでは特に有用です。今回は、有機ELディスプレイをArduino Pro Mini(3.3V)で制御してみます。
まず、輸入します。AliExpressで$6ぐらいです。有機ELディスプレイをOLEDと表記しているようです。接続するときの線数がなるべく少ない方がいいので、信号線2線+電源2線の合計4線で制御できる、I2C接続の表示器を探します。AliExpressでの検索キーワードは、「arduino oled i2c」などで。
次に、ブレッドボードに配線を行います。
電源ラインをオーバーレイ表示すると以下の通りです。
パーツを配置します。配置しているArduino Pro Miniは、3.3V版であることに注意! 5V版を使う場合は、ほかに3.3V電圧を作り出す部品と、信号線の電圧をずらすレベルシフタという部品を配置せねばなりません。
Arduino Pro Miniは、I2C通信用のピンが基盤の内側の変なところにありますので、ピンヘッダを立てておきます。A4ピンがSDA、A5ピンがSCLなので、OLEDのシルク印刷に合わせて配線します。
Arduino Pro Miniは、プログラム書き込み用のUSBシリアル変換器が別パーツとなっているので、接続します。
u8glib - Universal Graphics Library for 8 Bit Embedded Systems - Google Project Hosting
のライブラリを入れて、サンプルスケッチの途中、コメントアウトしているところの中から、
//U8GLIB_SSD1306_128X64 u8g(U8G_I2C_OPT_NONE); // I2C / TWI
の行の先頭の//
を消して、スケッチをArduinoに転送します。
すると、きっとOLEDが光るはずです。
お疲れ様!
Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz
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