Chefのntp cookbook使っている人はpull&再適用しなくていいんですかね
前回のうるう秒挿入があった2012年7月1日は、私はまだ失職中(失業保険切れる寸前)だったため「うるう秒かぁ、NTPとかでなんとかなるのかなー」とか眺めていたら全国あちこちでサーバ不調が出てきてビビった。
で、今回は2015年7月1日9:00なんですが、ntpdの設定って割と簡単なのでさすがに自分でやることもあるまいとChefのopscode-cookbooksのntp Cookbookを使っていた人もいるかもしれません。
さて、ntp Cookbookには、「うるう秒ファイルが内包されている」っていう問題がありまして、これは原子時計由来の時刻と地球の運動との誤差を測定した結果その都度新しく配布されるものだからさすがに勝手に更新してくれないファイルなので、うるう秒ファイルが更新されたCookbookを調達して再適用しなくてはならないのです。
もっとも、CentOSの標準のntpdインストール時のデフォルトのconfだとleapfile指定は書いていないし、
ConfiguringNTP < Support < NTP
によればNTPサーバがうるう秒フラグを配信してくれない場合の予防線のような気がしますけれども、兎に角、opscode-cookbooksのCookbookとして提供されていたリポジトリでは2015年5月15日にntp.leapsecondsが更新されているっつーのは事実ですね。
ntp/ntp.leapseconds at master · gmiranda23/ntp · GitHub
ところで、その2012年のうるう秒から1か月後に入社した会社は、サーバ管理者が夜逃げしちゃった会社だったのですが、残された管理者メモには割と作業ログが詳しく書かれていたのに2012年7月1日の出来事には何も書かれていなかった……
2015年7月1日 9:00を何とか乗り切ろう!